フランクフルト古楽科/小松綾

 

私は現在、フランクフルト音楽・舞台芸術大学古楽科で勉強しつつ、演奏活動をしています。

 

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音大HP(http://www.hfmdk-frankfurt.info/)より転載

 

 

フランクフルトの古楽科は、Karl Kaiser、Michael Schneider、Petra Müllejans各氏を始め、

素晴らしい教授陣のもと、様々な演奏会イベント、学校外の教授や学者を招いてのセミナーなどがあり、

とても充実しています。

モダン楽器を勉強した後に入る人がほとんどですし、仕事の傍ら勉強している人も多いので

古楽科の年齢層は高く、中には40歳以上の生徒も居ます。

生き字引のような先生達が身近に居て、様々な考え方を持った人達と一緒に音楽を作り、

また発表する機会が豊富にある今の環境は、

私の人生の中でとても貴重な時間だと思います。

今後、環境が変わっても、この時間を活かしていけるよう、

日々を大切に、可能な限り多くの事を吸収したいです。

 

そんなフランクフルト音大のチェンバロ科に、今年から木森菜見子ちゃんが入って来ました。

デトモルト、マインツでピアノを勉強し、デトモルト音楽大学で伴奏の仕事を経験してきた彼女は、

沢山の生徒を教えつつ、チェンバロの勉強をしています。

HP:  http://musi-kart.weebly.com/

 

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彼女に誘って貰い、今年は学会での演奏や、

久しぶりにフルート1本とピアノでのリサイタル形式の演奏会を経験する事が出来ました。

学会での演奏は初めてで、今回は医学学会のオープニングと、閉会セレモニーと、

2日間出演させて頂きました。

普段演奏会には足を運ばないという方からも嬉しい感想を頂けたり、

また医学界のビュッフェも味わえたりと、とても貴重な機会でした。

 

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色々な人と共演してきましたが、自分達で企画する場合は演奏以外の部分でも大変な事が多く、

お互いに 「うん、この人!!」と思える事はそう多くはありません。

そういう意味で、彼女との出会いは私にとって大きな幸運です。

何と言っても、ピアノ、フォルテピアノ、チェンバロすべてが演奏出来る人はとっても貴重!!

フォルテピアノは、チェンバロとピアノの間、主に18世紀に演奏されていた楽器で、

フランクフルト音大には今年から素晴らしい楽器と、

Jesper Christensenという素晴らしい先生がやってきました。

私も今クラシカル・フルート(ベーム式フルートになる前のトラベルソにキーが付いたようなフルート)の強化に励んでおり、

菜見子ちゃんと18世紀の音楽にチャレンジ中です。

今後も、色んな音楽に挑戦して、皆様に聴いて頂ける機会があるよう活動していきます!

 

来年の2月2日には、古楽科の大イベント、”Barockmarathon(バロックマラソン)”があります。

18時から深夜まで、音大の数カ所のホールで様々なバロックプログラムを、

マラソンの名の通り、演奏しつづけます。

そこで、私達も現在チャレンジ中の曲や、またルネッサンス楽器でのアンサンブル、

リコーダーアンサンブル等、様々なプログラムに参加します。

また日が近くなりましたら、詳細をお知らせさせて頂きます。

 

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